ちょこっとアーユルヴェーダについて。
カパなお茶の話の時に出て、中途半端だったアーユルヴェーダ。
今日はちょっとそれを簡単に書いてみようと思います。
自分の復習にもなるし。
アーユルヴェーダにはドーシャと呼ばれる体を流れるエネルギーがあって。
そのエネルギーの中の身体の3つのエネルギーが、ヴァータ、ピッタ、カパになる。
宇宙には5つの元素が存在して、それが人間の体にも当てはまるとされている。
その5つの元素が、空、風、火、水、地。
人間の体で当てはめると、上から行く感じ。
頭が空、胸が風、お腹が火、骨盤付近が水、足が地。みたいな。
そして、性質的に、ヴァータは空、風。ピッタは火、水。カパは水、地。
このドーシャは増えやすくて乱れやすいもの。
ピッタ体質の人がドーシャのバランスが悪くなると、性質である火と水の部位。
お腹と骨盤付近から具合が悪くなりやすい。
例えば、消化器疾患や、下痢とか。
私はピッタ体質。
そう言われれば具合悪くなるのはお腹からだったりするなぁと。
胃腸炎とかね。
簡単にそれぞれの性質を。
ヴァータの人は、ほっそりした痩せ型で、順応性が高かったり、俊敏で活発だったり、食べてもそんなに太らなかったり。
風や空で思い浮かぶ、イメージ。
軽いから動けるとかいう「動」のイメージ。
だからこそ、少し不安定になりやすかったり、気分が変動しやすかったり。
そして、空は上に行くほど寒くて、風も冷たいイメージ。
だから、低体温だったり、冷え性だったり。頭痛がよく起きたり。
簡単にそんな感じ。
ピッタの人。
中肉中背タイプで、火や水から想像できるようなタイプ。
代謝が良くて、体温が高くて、汗っかき。
知的で情熱的で、リーダー的な役割をしたり。
あとは見栄っ張りだったり、短気でイライラして攻撃的になることも、敵を作ってしまうことも。細かいとかね。
消化器疾患だったり、下痢をすることがあるタイプ。
私は遺伝子的にもかなりこのタイプだと思う。
カパの人。
体格が良くてグラマーなタイプ。そして、水、地から連想できるかな?溜め込みやすいタイプ。むくみが取りづらかったり。
眠ることが好きで、辛抱強かったり、安定していて。
穏やかで優しい性格だけど、少し保守的だったり。
体力、持久力はあって、自分のペースで最後までやり遂げる。
花粉症で悩んだり、鼻づまりとか、粘膜に異常が起こりやすい。
あとは糖尿病だったり、気管支炎だったり。
簡単にはこんな感じ。
知った時になんとなく自分の周りでも、あの人っぽいな?とかあったなぁ。
私は、遺伝子的にはピッタだけど、性格はカパみたいな人になりたくて。
それが反映されたのか、その2つの性質が高めな診断結果。
気になったらネットでもそういう診断ができるらしい。
この3つの性質はいろんなところに関係してて。
例えば季節。
夏はピッタの性質が増えて、春はカパ。秋、冬はヴァータ。とか。
時間においても、人生においてもあるみたい。
0〜30歳は、知識を溜め込む。鍛えるz、準備の期間のカパ。
30〜60は働いて!頑張って!なピッタ。
60〜はお疲れ様なヴァータ。とか。
ものすごーく簡単にさくっとの説明だったけど、このアーユルヴェーダは自分の体を観察して、認識して。
生活の仕方とか生き方とか、病気との付き合い方を説いている感じ。
だから、ただ性質で分けるだけじゃなくて。
ヨガで言ったら、ヴァータな性質が多い人は、冷え性で気分が変動しやすい人が多いから暖かい場所で、毎日規則正しく落ち着いた場所でゆったりやるのがいいとか。
自分の中のドーシャのバランスを整えて、より過ごしやすい毎日にしていく。みたいな感じかな。
なかなか面白いことがたくさんなアーユルヴェーダ。
もう少しいろいろ勉強してみてもいいのかなとか思いました。