私の親知らず事情。
さあ、今日は私の親知らず事情。
右下の親知らずに悩んで、もう何年になるんだろう。
上の親知らずは忘れたけど、下は全部隣の歯に向かって生えています。
その子たちがちょっとずつ隣の歯に向かって伸びて。
歯全体が動いて歯並びが変わってを繰り返した何年間。
この歯並びが変わるのが本当に痛い。その時期は痛み止めを飲んですごしていました。
左下の親知らずは先に4年前くらいに抜いたけど、右がずっと抜けてなかった。
そのせいですっかり右の奥歯は、親知らずに押されて横に倒れてしまった。
それも嫌で、新しく通い始めた歯医者さん。
歯並びも直したいし、全部丈夫な綺麗な歯にしたいから頑張って通っています。
通い始め、しっかりレントゲンをとって見てもらったら肉奥深くに親知らずがいること。
そしてその子が横の歯に向かって斜め下に生えていて、隣の歯にしっかりぶち当たってることがわかりました。
そして親知らずの根元が他の神経に触れていて危ないこと。
とりあえず他の場所から直し始めていたのですが、先日先生と相談して一歩進めてみることに。
改めてCTを撮り、先生と一緒に拝見。
もう、自分ごとじゃなかったら感心するくらいの親知らず。
みんなに見て欲しい写真でした。
ちょっと面白いくらいに横の歯に干渉している。
描いてみたらこんな感じ。
そりゃ、奥歯痛いわ。
だって曲がってるもの。
そして厄介なのがこの神経。
抜いたら口に麻痺が残るかもしれないとのこと。
これ聞いた時はさすがに怖かったです。
話し合って、とりあえずこの親知らず君の頭をカットして、また伸びるのを待ってみることになりました。
親知らずくんの足が神経から少しでも離れるように。
その治療が昨日でした。
治療がスタートして、削られていって。
削ったとこから親知らずくんの神経に当たったことが私にもわかって。
これって、親知らずくんが動くの待っている間神経露出ってことよね。痛くない?と恐怖を覚え・・・
そんな時先生から
「親知らず抜いちゃいましょう。
削ってみたら、根元揺れてるからいけますよ
この治療、削るのと抜くのと2回やるの辛いでしょ?」
と。
目飛び出るくらいびっくり。
だって今日はそんなつもりじゃなかったもの。
抜いて腫れたら困る予定でびっしりな今週。
でも思い切って抜いてもらうことに。
だって、この治療本当に辛い。
痛いし、唇の端切れるし、麻酔切れるし。
先生がいけそうって判断してくださったなら、もうお任せします!
そして計1時間40分。
やっと親知らずくんとご対面。
あんたか。悪さしてたの。
と思う反面、なんだか感動。
この痛みの先に出会えた君。みたいな。
でもね、君に会うまで本当に発狂しそうだったよ。
そして今もむちゃくちゃ痛い
けどこれで右下の親知らずに悩むことがなくなったのが本当にうれしい。
1時間40分も治療に専念してくださった先生に本当に感謝。
そして、治療終えて放心状態の私に
「気分最悪ですよね」
って笑いながら言ってくださった先生。先生のおかげでその瞬間笑えました。
横のベテラン助手さんも苦笑いで一言。
「こんな大変な抜歯、いつぶりだろう」って。
一気に気がほぐれました。
経過観察必須ですが、なんか文字通り自分が1つ抜けてすっきりした。
本当にこの時期にしかできないこと。
親知らずくん。抜けて良かった。